宮森昭郎先生の葬儀に参列して
東北大学名誉教授、元公立築館病院院長などの肩書きを得たが、弔辞、遺族挨拶から、同門の血液学の先輩という近さから、自身のあり方を考えるきっかけを得た。 弔辞を読んでもらえる人がいるか?思いつかない!……簡素な葬儀で、間違いなく一族の墓にいれていただき、そこから新紀元を祝福... 続きをみる
種々雑感を五七五に出きれば
東北大学名誉教授、元公立築館病院院長などの肩書きを得たが、弔辞、遺族挨拶から、同門の血液学の先輩という近さから、自身のあり方を考えるきっかけを得た。 弔辞を読んでもらえる人がいるか?思いつかない!……簡素な葬儀で、間違いなく一族の墓にいれていただき、そこから新紀元を祝福... 続きをみる
頻発しているホームレス殺人事件の1件で、15日事件当時13歳であった少年の審判が開かれた。報道の見出しに、「殺すつもりはなかった」という文字が躍っていた。 「殺すつもりがなかったんだから、死んだほうが悪いのだ!」といっているように思えて不愉快極まりない。このことを前面に出して、刑罰逃れを冗長してい... 続きをみる
正月3日から報道されている、歯科医師宅短大生死体切断事件に関する情報は、家族の履歴に関して次から次へと報道されている。 個人情報保護条例施行後の、過剰とも思える規制は、殺人者の家族になった途端に、逆切れのように露呈し放題のマスコミ。 同じ殺人を犯した、交通事故、ひき逃げ犯、強姦殺人者の近辺の情報露... 続きをみる
同意書と説明書は、同じものでしょうか? 患者に対して、治療開始にあたり、診断を告げる。次いで、根拠となった検査結果を説明し、治療しない場合の経過を説明し、治療の必要性を話す。 それから、治療を望むか、望まないかへと踏み込んでゆく。 治療を受けようと思った患者に対して、現状の標準的治療を説明し、 当... 続きをみる
仙台血液疾患センターで、治療終了後の再発は、初回治療とほぼ同じ成績に達しつつある。 1960年代末と現在で使用薬剤は、イダマイシンは期待した程の効果は無かったので、ダウノマイシン、キロサイドという同じ薬剤を使用している。治療効果の差は何故でるのか? 造血幹細胞動態研究手技が進歩して、正常幹細胞、白... 続きをみる
成人と小児では、急性白血病は病型の頻度も治療成績も異なります。同じ範疇の病名を名乗っているのは誤解を生むとさえ思いますが、良い成績は手本として、治療法の確立に向けさせる効果はあります。私は、内科医で成人の白血病に対する治癒的治療法の確立をライフワークとして恩師の下で今も研究、診療を続けています。再... 続きをみる
在院期間の短縮のため 治らないから、好きな生活をしなさい と主治医からいわれて、退院させられたら、 楽しい生活がおくれますか? 某総合病院で、治らないからと退院勧告を受けて、全身出血斑だらけで、捜し当ててて当院に来院入院されて3年が経過した、再生不良性貧血の患者が、初めて自然増加を示しました。 毎... 続きをみる
インフルエンザワクチンについて、受けても大丈夫ですか?と質問されます。こたえに窮します。なぜかといえば、ワクチンを受ける人の、反応次第で、 接種したインフルエンザの型に対する抗体が出現して予防出来る可能性がある 接種したインフルエンザによる症状が出現するが軽い 接種したインフルエンザにより、発症し... 続きをみる
悪性腫瘍を専門分野とする私には理解できません。 悪性腫瘍細胞は、本来の場所から他の場所に移植しても生きる:という実験事実を教えられました。 自己と非自己という認識は、生体防御の基本、非自己と認識された瞬間から攻撃を受ける。すなわち、自分の臓器は、自分の中にあってこそ機能は最大限に発揮できる、と考え... 続きをみる
共に血液の癌を公表している。 二人には、身近な縁を持つことになった。 福田憲史築窯30周年記念 象嵌陶 陶芸展を、宮城県美術館県民ギャラリーで、自身から作陶の説明をしてもらいながら鑑賞してきた。 生をいたわり、作品を思いのままに焼き続けてほしいと願いつつ、 加守田章二の生前、作品展を訪れる機会、時... 続きをみる
10月6日から8日まで、福岡で開催された日本血液学会、臨床血液学会合同総会と、10月18日から20日まで東京で開催されたがん治療学会に発表、参加してきました。 10月7日 悪性リンパ腫治療について、1991年から2006年の成績をまとめて、報告しました。 質疑応答というより、嫌がらせ的発言が、日本... 続きをみる
フランスの小説家であり評論家。ノーベル文学賞受賞者。 院長は、朝礼で 患者の枕辺に、憐憫を同行する医師は、確実な目を持たず、手も持たない。 という言葉を引用した。 医療従事者は、深い心を持った合理主義者であるべきか、おろおろ嘆き悲しむ人物が望ましいかへの、教訓的引用?
学会の代議員会、懇親会、そのほか、代表者による挨拶を沢山聞きました。 ”ご”の氾濫に辟易。 教授の言葉遣いを、”医局員”が繰り返し、言葉の誤りが踏襲される公算は無いのでしょうか? 学問的知識の常識の集積として多分自認している人たちは、”代... 続きをみる
日本血液学会、臨床血液学会の合同総会で、10月7日口演で、CD20陽性悪性リンパ腫の成績を発表した。悪性リンパ腫の日本の代表と自認しているだろう3人から、単一施設の臨床成績を試験研究でもないのに発表するなんて問題だと非難された。自己施設の成績を公表してはいけないのでしょうか!? 標準治療以上の成績... 続きをみる
3月ごろまでは、看護師不足とは無縁だったのに、景気回復のためかは知らないが、大都市へ夫の転勤に伴って、かってない規模の看護師が離職した。個々しばらくは、中途離職者は伊豆、院内保育所の完備もあり、職場環境は良いので、補充は容易と思っていたが、応募に応じてくる人は転勤者の3分の1程度で会った。この異変... 続きをみる
厚生労働省は、健康保険に関する条例に沿って、病床数による医療機関をグループ化していますが、診療報酬の上位(利益率ではありません)8%の医療期間に対して行う指導です。 重症疾患を多く扱う医療機関が当然対象となります。 趣旨が、”高収入は悪を行っているので罰則する”と決め付け... 続きをみる
1988年からCMLに対してベスタチンを投与し、フィラデルフィア染色体陰性、bcr/abl陰性症例の報告を行い、その後故太田和雄先生が日本国内での追試を行ったが、参加施設のほとんどで見るべき成果が得られないということで中止された。 健康保険適応外ということで、東北大学第3内科、仙台血液疾患センタ... 続きをみる
3日のNHKクローズアップ現代で、広島原爆の61年目に解明された事実は、生命を奪うまで、遺伝子障害が進行し続け、発病し、そして白血病を含む悪性腫瘍死にいたることが、数値を持って示されていました。 原爆の衝撃、空から落ちてきた爆弾の灰を浴びた人は、原爆資料館の写真、丸山位理、俊夫妻の【原爆の図】の様... 続きをみる
オープンキャンパス(四半世紀異常昔の私の学生時代にはありませんでした)で、高校生の質問を受けました。 問い:文系なので、生物しか勉強していません。受験はどうでしょうか? 答え:生物も試験科目です。合格点を取ってください。 問い:生物しかとっていないので、食品栄養学科では、化学がわからないと大... 続きをみる
「数年来安定していた慢性的貧血が、急激に進行してきたので輸血を」と、90歳を超えた、春に一度受診され、高齢を理由に骨髄検査を拒否した患者の紹介があった。 輸血は、依頼されれば【了解しました。輸血しましょう】と応じることが出来る程、お手軽な治療薬とは思っていませんので、貧血の原因につき検索を行い、今... 続きをみる
医者というのは、糞尿にまみれ、あっちが痛い、こっちが痛い、なんとかしてほしいと、がたぴしした骨格、筋肉をも返りみずに注文される仕事だ。少しは、出来損なった、己の肉体に恥じらいをもって、訴えてほしいなと思うのです。 毎日、老人達から、生物学的要求を、どうどうとはばかることなくつきつけられている院... 続きをみる
昨日は、専門外の研究会に参加しました。とはいっても、興味を持っ研究を続けている、拡張型心筋症関連です。 参加した弁を、今朝の朝礼で、院長は 枯れ木に花をでは無く、枯れ木を花にするにたとえ、参加者5名増 長靴を履いた猫が、アンチゴーネを演じ しぎが猟師をうつ ハイネの詩集「さかさまの世界」にたとえ... 続きをみる
病気は、絵空事で他の世界の出来事で、”病気の知識、体の仕組みに無知、無関心”であった人が患者となり、またおなじ突然患者の家族となった人は、”病気の知識がない人”が世間の多勢であることに根拠を置いて、”正義”として無勢である医療... 続きをみる
せんぢ血液疾患センターは血液疾患を専門としているので、古典的形態学を踏襲して、骨髄像、末梢血液像をメイギムザ染色、特殊染色(鉄、ASD-エステラーゼ、α-naphtyl-エステラーゼ、ぺルオキシダーゼ、好中球アルカリフォスファターゼなど)を染色して顕鏡します。白血球数の多い症例は、短時... 続きをみる
血球貪食症候群は、日本医師会で漫画パンフレットが出されています。 白血病より怖い血球貪食症候群! 熱と言って受診し、風邪と診断され帰宅。症状悪化で、某中核病院受診し、その後急激な変化で、某大学病院へ。救急車に乗るときは、両親に後で病院でと言ってから乗車した患者は、両親がついたときには意識無く、意識... 続きをみる
22日午後7時30分からのNHKクローズアップ現代は、福島県立大野病院産婦人科医師の逮捕をきっかけにした動きをテーマにしていた。”緊急””重労働”に直面する可能性のある診療科敬遠が、さらに加速され閉鎖にいたった状態を、医療の信頼性が揺らいでいる、無責... 続きをみる
月に一度の無菌調剤の日 ケイツーNの調剤は3回目。指示通りに凹凸の無い袋を下方に向かって押し、つまみ、右にひっぱり、破線のしるしから外袋は左右に切り離されました。 ”たるみ”が無い外袋と考えた先入観が、 説明どおりに行動しなかった原因でしょうか? 新しいことに... 続きをみる
宮城県の地方TVで、日野原重明氏が県内を訪問している映像の紹介で、現役の医師と報じていました。 現役の医師という紹介文言に、医師に求めることは一体なんだろうと考えてしまいました。 日野原氏の近傍にいないので、日常の行動を知りませんので現役医師という立場を否定しているわけではありません。 現役の医師... 続きをみる
弘法筆を選ばず。 凡人の私は、手になじんだ品が使いやすく、失敗も少ないです。新しい医療機器を使うときは心身ともに消耗します。医療経済が逼迫してきたためだけではなく、新機種導入のときに、入札して安いほうが落札するという制度は、どのような人々が決めたのでしょうか? 使いなれた機種が型を更新したときは、... 続きをみる
短期間に重篤になって入院された患者の状態を把握するのは、一般の方が考えるほど容易なことではありません。個々に異なる、患者情報が、患者側から入手しがたいことにも一因があります。今可能な、医療検査、特に保健適応になっている検査は、膨大な生体情報の本一部にしか過ぎません。 しかし、患者家族の要望というか... 続きをみる
テーラーメイド、衣類で言えば、個人のサイズに合わせた注文服。当然、計測が必要ですね。 医療分野では、遺伝情報の解析がすすみ、悪性腫瘍の個人差に注目した頃から、頻繁に登場し始めた言い方です。 仙台血液疾患センター院長、宇塚善郎先生は、急性白血病の治療に対して、1970年代から、頻回の末梢血検査、骨髄... 続きをみる
血液疾患、重篤な状況では、検査データは時間ごとに変化します。 安全に治療したいと思ったら、週1回でよいと考えますか?1日回の検査でよいですか? 健康保険では、回数の制限があります。一日1回、週に1回まで、月に1回などと。 検査をするにも、費用がかかります。1回の検査の、儲けが100%なんて常識的に... 続きをみる
ホールガーメントでの製品は、無縫製ニットで、縫い目がないのでごろごろしません。肌が弱っている病人の下着、寝巻きがこの製法で、作られたのがあったら良いなと思います。寝たきりの人は、ちょっとした荷重圧迫で、褥創が発生します。皮膚が過敏で、縫い目が痛みの刺激をもたらすこともあります。 化学療法、放射線療... 続きをみる
次々と悪性腫瘍に変化する、正常細胞の仕組みが、遺伝子解析手法の発展で明らかになってきているのを、御存知ですか? 悪性腫瘍は、自己の細胞が正常でなくなっただけです。外来性の生物の侵略、増殖で、人間の自己防衛システムを乗り越えられて発症した感染症とは異なります。 治療薬剤が、医療の新事実に対応して、保... 続きをみる
人間という共通の部分と、個人、個人の違いについて、理解しているようで、まったくわかっていない!と悪性腫瘍を治療していると、慨嘆することがしばしばです。 悪性腫瘍細胞は、患者自身の細胞が、逸脱して発病しているのです。個人の違いがあって、さらに逸脱の仕方は、もっと、もっとバラエティにとんだ悪辣なものだ... 続きをみる
医療関係者、特に医師以外は、マスコミ報道されている治療がすぐ受けられていると思っていませんか? それどころか、疾病の本態が確認できないで治療法が確立されていない、20年前以上の疾患概念で、保健医療を拒否している健康保険を知っていますか? 治りたい、何とか普通の生活をおくりたいと願っている患者に診療... 続きをみる
聞いていない。 覚えていない。 素人に理解できる説明でなかった。 と、暗に医師を責め立てる、あてこすりの言葉を軽々と投げつける、患者家族の方がいます。予想より経過が悪かった場合で(医師の見立てより、良好な経過をとった場合は、まずないのです)、現状の医学レベルではやむ得ず、当然の経過なのにです。しか... 続きをみる
初受診後、データが出始め、病状経過がある程度見通しがたってから説明をします。 大雑把なところの説明は、よほど見立て違いで無ければ変化しません。特に、【予後不良=いずれ死ぬ、現状では根治への方法が無い】と言うことは。(死という言葉は重く、衝撃的なことですから、責任を回避するために乱発はしません)かな... 続きをみる
TVで健康に良いと報道された食材は、あっという間に店先から姿を消すほど売れる。健康に拘っているのでしょうか? 日常の運動への関心も高い。健康に拘っているのでしょうか? でも、継続的な毎日の生活に反映されていないように見えます。健康に良い特定食品に頼っていれば健康になれれば、医師は不要な社会で、医師... 続きをみる
内科とは無関係との患者自身の判断で受診した歯科、眼科、皮膚科などで、小手術が必要になったときの患者が、電話で【大丈夫でしょうか】と問い合わせで言われたとき:;一見元気そうでも通院加療中の血液疾患患者。 日曜、祝祭日も入院患者の管理のために病院には来ていますが、外来通院中の、しかも症状が安定して変化... 続きをみる
呼吸器取り外しを指摘された外科医は、救命のために取り付けたので延命のためではなかったが、と報道されていた。入院期間はどのくらいなのだろうか? 医療保険では、入院医学管理料は、病院の規模で規制されているが、在院期間が長期化すると削減されるので、有形無形の圧力が、管理者、事務側からかかってくる。重篤な... 続きをみる
6日のNHKのクローズアップ現代と、毎日の重篤な患者を診療対象としている医師の立場からの要約が、本日のタイトルです。 TVの内容は、予防に努め、医療費は大幅に減少したが、自治体の財政が逼迫して、施策を中止せざるを得ない。健康で総支出は減額されても、出すところと、出さない末端組織は異なる矛盾の露呈。... 続きをみる
太極拳は身を守る武術として修行をするのだそうです。背筋を中心とした左右に偏らず、足は大地にへばりつき、攻撃を感じたらば、瞬時に正面で対峙できる可動性のある関節を目指して指導を受けながら練習に励んでいます。”自分の筋肉は自分で”、”血行を良く出来るのは自分&rdq... 続きをみる
内科医である私が、人工呼吸器を取り付けなけらばならないと決意するときは、死をまったく予想していない状態の患者に、突然の呼吸停止状態が起きたときで、救命のためで、延命のためではないだろう。 造血器悪性腫瘍を専門としているので、すべての患者が元気で退院するわけではない。万策尽きて、死を予想しなければな... 続きをみる
3月26日の富山市射水病院の人工呼吸器取り外し報道に接して、医師としての人格はどのように教育、形成されてきただろうと自問しました。 1:人体、疾病に対する知識を正確に、豊富にし、時宜に応じて速やかに活用できるよう、常に努力する。 2:患者との関わり方は、医学は科学であるので”客観的に&... 続きをみる
職員1人、Dr鈴木宗三、私齋藤淑子、そして院長宇塚の順で、話をします。今日は、始めに職員の1人が「寒暖激しい雪舞う春での健康維持に気をつけたい。」と、次いで、「寒いと、超音波のゼリーが、思いもかけず冷たいのにおどろいた。患者の肌に接するものの温度に注意したい。」とDr鈴木。私は、「季節の変動を受け... 続きをみる
「白血病の治療が、1960年代、1970年代、1980年代と異なり、地方の病院でもある一定の水準の治療が行われるようになったのは、大野竜三先生の功績で、偉大なことですね」と宇塚先生が賛辞を呈され、さらに「その功績に対して表彰されたことはありますか?」の問いに、大野竜三先生は、「特にありませんが、M... 続きをみる
大野先生は、2005年度癌治療学会の会長を努められ、JALSGの発足、運営に中心的役割をされてきた方です。白血病治療における、宇塚先生の功績に敬意を表し、多忙な時間を割いて学会参加の帰途、センターに立ち寄られました。1978年パリで開催された国際血液学会での発表がセンセーショナルであったこと、日本... 続きをみる
1977年に、血液学に貢献したいとの抱負で恩師宇塚の元で、診療研究を開始してから、臨床データーを分析してきました。 急性白血病が対象疾患のメインでしたから症例も多数経験しました。。腫瘍細胞の性質は、決定されてしまっているので回避できない条件です。その前提から治療を選択し、実行するしかないわけです。... 続きをみる
母は彼岸にありしゆえ、仏壇、墓を預かる身分となり、多忙に任せて果たさぬお勤めを果たさねばと、祝日21日は、慣れぬ”ぼたもち””精進料理”にいそしむなり。
17日のWBCの結果(メキシコvsUSA 2-1)を知っての感想です。 どちらも同じ審判が、常識破りの判定をしていた。人を悲しませたり、喜ばせたり、神様はいたずら好きだ!
日ごろ周囲に対して思ったことの意見交換の場としてつくりました。