よしやよし

種々雑感を五七五に出きれば

2006年4月のブログ記事

  • 病状説明:に対して決り文句を言えば許されるんですか!?

    聞いていない。 覚えていない。 素人に理解できる説明でなかった。 と、暗に医師を責め立てる、あてこすりの言葉を軽々と投げつける、患者家族の方がいます。予想より経過が悪かった場合で(医師の見立てより、良好な経過をとった場合は、まずないのです)、現状の医学レベルではやむ得ず、当然の経過なのにです。しか... 続きをみる

  • 病状説明:死は避けられませんは、言いたくない。しかし、

    初受診後、データが出始め、病状経過がある程度見通しがたってから説明をします。 大雑把なところの説明は、よほど見立て違いで無ければ変化しません。特に、【予後不良=いずれ死ぬ、現状では根治への方法が無い】と言うことは。(死という言葉は重く、衝撃的なことですから、責任を回避するために乱発はしません)かな... 続きをみる

  • 患者家族への説明

    内科を専門としているので、病状説明を理解できない患者さんは皆無に近いです。今後の治療を開始し、続行するために、また病状の変化が治療方針に影響してくるときには、患者の説明は当然のことと思っていますし、家族の同伴も求めていきます。「先生におまかせします。」と患者から告げられても、生死にかかわる重さを医... 続きをみる

  • 終止一貫していない!

    TVで健康に良いと報道された食材は、あっという間に店先から姿を消すほど売れる。健康に拘っているのでしょうか? 日常の運動への関心も高い。健康に拘っているのでしょうか? でも、継続的な毎日の生活に反映されていないように見えます。健康に良い特定食品に頼っていれば健康になれれば、医師は不要な社会で、医師... 続きをみる

  • 高村光太郎の手紙

    仙台血液疾患センターに、縁あって高村光太郎の手紙があるので、仙台文学館で”高村光太郎没後50年 智惠子生誕120年”を記念しての展示会が4月15日から開催されているという記事を、興味深く読みました。宮城学院から近いので、機会をつくり、アララギ派の歌人達との交流の一端が知るこ... 続きをみる

  • 注射薬の調剤

    造血幹細胞分離、増殖を研究テーマとして20年間の細胞培養で培った無菌操作の手技が錆び付かないように、月1回程度、注射薬の調剤を手伝っている。 どこぞの大病院のように、高カロリー輸液のビタミン剤のみを薬剤部で混注するだけとは、仙台血液疾患センターの注射薬調剤は理念が異なります。医師は、治療に関する薬... 続きをみる

  • 医師不足

    14日NHK 夜7時半からの放送は、”医師不足への対応”座談会であった。私齋藤淑子は、1977年に東北大学第3内科に血液グループに所属するために入局した。当時、グループのリーダーの宇塚善郎先生は、学会の寵児であった。成人急性骨髄性白血病のDCMP2段治療法の極意を伝授してい... 続きをみる

  • 患者からの問いで窮すること

    内科とは無関係との患者自身の判断で受診した歯科、眼科、皮膚科などで、小手術が必要になったときの患者が、電話で【大丈夫でしょうか】と問い合わせで言われたとき:;一見元気そうでも通院加療中の血液疾患患者。 日曜、祝祭日も入院患者の管理のために病院には来ていますが、外来通院中の、しかも症状が安定して変化... 続きをみる

  • 呼吸器取り外しで考えたこと(3):在院期間は?

    呼吸器取り外しを指摘された外科医は、救命のために取り付けたので延命のためではなかったが、と報道されていた。入院期間はどのくらいなのだろうか? 医療保険では、入院医学管理料は、病院の規模で規制されているが、在院期間が長期化すると削減されるので、有形無形の圧力が、管理者、事務側からかかってくる。重篤な... 続きをみる

  • 予防医学を拒否している医療保険

    6日のNHKのクローズアップ現代と、毎日の重篤な患者を診療対象としている医師の立場からの要約が、本日のタイトルです。 TVの内容は、予防に努め、医療費は大幅に減少したが、自治体の財政が逼迫して、施策を中止せざるを得ない。健康で総支出は減額されても、出すところと、出さない末端組織は異なる矛盾の露呈。... 続きをみる

  • 太極拳を患者にフィードバック

    太極拳は身を守る武術として修行をするのだそうです。背筋を中心とした左右に偏らず、足は大地にへばりつき、攻撃を感じたらば、瞬時に正面で対峙できる可動性のある関節を目指して指導を受けながら練習に励んでいます。”自分の筋肉は自分で”、”血行を良く出来るのは自分&rdq... 続きをみる

  • 人工呼吸器取り外しで考えたこと(2):”救死”に関する医学教育の必要性

    内科医である私が、人工呼吸器を取り付けなけらばならないと決意するときは、死をまったく予想していない状態の患者に、突然の呼吸停止状態が起きたときで、救命のためで、延命のためではないだろう。 造血器悪性腫瘍を専門としているので、すべての患者が元気で退院するわけではない。万策尽きて、死を予想しなければな... 続きをみる